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dの追討文 (2010年1月)

 Liquid Linimentです。今日は2010/2/8です。

 唐沢氏が2010年1月の日記で取り上げた訃報は13名である。その追討文をダイジェストでお送りします。

# 抜粋部は原文ママです。

2010/1/3 http://www.tobunken.com/diary/diary20100103201642.html

元・俳優、成川哲夫氏死去の報。がんで、享年65。
[中略]
『噂の刑事トミーとマツ』などにレギュラー出演もするが、
いい人というのは役者として大成しない、と言われるように
あまりパッとせず、空手の師の死去に伴って道場を引き継ぎ、
武道家としての道を歩むため俳優を引退した。後に懐かしの番組
などという特集でインタビューに応じる彼の姿をときおり
目にすることがあったが、若さを失っていない、いい表情をして
いるなあ、と嬉しく思っていたものだ。
65歳という年齢はいかにも若すぎる。
冥福をお祈りする。



2010/1/6 http://www.tobunken.com/news/news20100106124659.html

あぁルナティックシアターの所属俳優で
カウンタックーズメインメンバー、
NC赤英こと赤堀清秀が、ガンで4日、他界しました。
42歳でした。
[中略]
私の見るところ、彼のベストアクトは一昨年のホラリオンに
おける『新・地獄の楽園』での博士役。娘役の松下あゆみという、
格好のギャグの受け手を得て、彼のハズしギャグが一旦彼女を
経て観客に伝わるという段階を設けたために、シュールさが
適度に薄まって、出演シーンは毎回大爆笑でした。
そう、彼のギャグに必要なのは、それを一般観客に翻訳して
伝えてくれる、トランスレーターだったかもしれません。
このコンビでもっと赤英の舞台を観たかった気がすます。

まだ冥福を祈る気分ではありません。
次の芝居で彼にアテた役を書くことが出来ない、
それが無念なばかりです。
モンティ・パイソンのグレアム・チャップマンみたいに、
遺灰で登場させたいくらいなんですけどねえ。



2010/1/12 http://www.tobunken.com/diary/diary20100112101530.html

俳優・奥村公延氏旧臘24日(イブの日か)に死去、79歳。
[中略]
『お葬式』では映画の冒頭で、アボカド、ロースハム、うなぎと
いう変な取り合わせのご馳走をさつま白波のお湯割でつつきながら、
「わしもそろそろマンションでも買って若い愛人でも囲おうと思うが
どう思うか」
などと老妻(菅井きん)にぬけぬけ話すシーンがある。
伊丹映画にはその後毎作、ヘンなキャラクターを演ずる俳優が多々、
登場するがその第一号である。この映画で“日本一の死体俳優”
という有難い(?)肩書きを受け、伊丹監督から
「あなたは長生きしますよ!」
とお墨付きを貰ったそうだ。確かに79歳という享年に不足はないが
せっかくの老け役俳優だったのだ。せめて90歳くらいまでは
老人役を演じ続けてほしかった。
[中略]
生涯一脇役、のイメージが強い人だが、2000年には
ちょっとブラックなロードムービー『ホームシック』で主役まで
つとめている。俳優としては幸運な人生だったと言えるだろう。
半世紀近く、僕らを楽しませてくれてありがとうございます。
黙祷。



2010/1/13 http://www.tobunken.com/diary/diary20100113141005.html

世界初のクレイ・アニメーション
(粘土アニメ)作者、アート・クローキー、8日に死去。88歳。
[中略]
こういう商業映画の世界がイヤになったのか、タイトルデザインの
仕事をしたのはこの65年の一年のみ、作ったのはもう一作、
やはりアーコフのプロデュースしたB級ビーチ・ムービー
(それでもミッキー・ルーニーやバスター・キートンなどが特出
している)『How to Stuff a Wild Bikini(マジイケのビキニ
姉ちゃんとイタす方法)』という映画のみ。子供たちにとって
神様みたいなアニメ作家の、オトナ向けのたった2本の作品の
タイトルにどちらも“ビキニ”と入っているというのが何とも……。
ともあれ、その栄光は永遠に。
ご冥福をお祈りする。



2010/1/15 http://www.tobunken.com/diary/diary20100115161403.html

映画評論家・双葉十三郎氏旧臘12日死去の報。
99歳。[中略]
昨今のB級C級マニア評論家のように泥沼の中に首まで
ひたるということなく、A級はA級として別格とし、それを批評の
基準とした上でBC級の面白さもちゃんと理解し評価するといった、
オトナの鑑識眼が何とも頼もしかった。
もうこういう映画評論家は出てこないだろう。
何も今の若い世代の評論家をクサしているわけではない。
映画の黄金時代が過ぎ去ってしまったからである。
その最後の香りを感じさせてくれる人だった。
黙祷。



2010/1/15 http://www.tobunken.com/diary/diary20100115161403.html

田の中勇さんの
他界を知る。驚きと落胆と、それから、せめて生前にインタビュー
しておいてよかった、という気持ちとが交錯して、複雑な気持ち。
自室で何はともあれ追悼文を書く。
あっという間にコメントがずらりと。やはり声優さんの訃報は
反応が違う。しかし、今年は何とまあ、訃報が続くことよ。



2010/1/17 http://www.tobunken.com/diary/diary20100117190757.html

訃報、止まらず。
SF作家・翻訳家 柴野拓美(ペンネーム・小隅黎)16日
死去・83歳。
[中略]
柴野氏の訳したハヤカワ文庫のアンドレ・ノートン『大宇宙の墓場』は、
買ってしばらく放っておいたのだが、たまたま読んだ某アニメの
ノベライズの、あまりの文章の拙劣さに嫌気がさし、急いでこれを
読んで、質の高いSFの文章というのはこれだ、と安堵した記憶がある。
翻訳ばかりでない、創作の方の文章も、理系の人らしい論理的なところと
平明さがあり、地味だが文章力は他のプロパーの作家より上だと秘かに
感心していた。



2010/1/18 http://www.tobunken.com/diary/diary20100118135242.html

小林繁、浅川マキ、そして郷里大輔と訃報立て続け、とても
追討記事、追いつけるものにあらず。郷里氏は自殺ということで
さらに悲哀感が高まる。しかも刃物による、というのは
只事でない動機があったと思われる。何があったのか?

小林繁氏はあの“空白の一日”のことを、出会った人全員から
言われるのを非常に気にしていたという。
浅川マキ氏は70年代アンダーグラウンド・シーンとばかり
自分の歌を結びつける評論にウンザリしていたという。
とはいえ、やはりどんなに本人が嫌がっても、世間というのは
人をそのように標本箱の中に展示して数行の記載をつけて
これがこの人というもの、と規定してしまう。
世の中とはそういうものなのだろう。



2010/1/19 http://www.tobunken.com/diary/diary20100119135746.html

18日、『市立探偵スペンサー』シリーズのロバート・B・パーカー
死去の報。77歳。“アメリカの池波正太郎”と言いたくなるような、
食い物の描写の多い作風だった。内容が大して作品により変わらなくても
シリーズの新作が出るだけで読者がうれしがるというあたりも、
池波正太郎とパラレルであった。



2010/1/19 http://www.tobunken.com/diary/diary20100119135746.html

ミッキー安川氏肺炎で死去。76歳。
[中略]
独特の、口ごもるような声質が特長で、ちょっとでも聞けばすぐ
ミッキー安川だとわかったが、ここ一~二年、目立ってその滑舌
が聞き取りにくくなっていた。体調が悪いのかしらんと
心配していたが今日の訃報の前兆だったのだろうか。

そう言えば芸能界裏ばなし的な本の草分けでもあった。
それ以降の暴露本がどうにも誹謗中傷の匂いがあってイヤな感じ
だったが、ミッキー氏の本に書かれたエピソードはみんな
短いコントみたいで、ユーモラスな雰囲気があって憎めなかった。
この筆致を見ると、コント作家という自称も故あるものかと
思えるのである。私にとって彼もまた、昭和のテレビ界を
形作っていた顔、であった。
黙祷。



2010/1/23 http://www.tobunken.com/diary/diary20100123174456.html

訃報コミュにジーン・シモンズ死去の報。
かなりコメントがついていたので、そんなに
ファンがいたのかと思ったら、キッスのジーン・シモンズ
かと思って驚いた人がたくさんいたのだった。
英文ならばキッスの方はGene、こっちのシモンズははJeanで
間違いようがないのだが。
[中略]
ともあれ、『ハムレット』のイメージでもう前時代の女優、という
風に(恥ずかしながら)思っていた女優さんが、ついこのあいだまで
現役だった、ということに嬉しさと、80歳という年齢は、現代では
まだまだだろう、ということに寂しさを感じる。
黙祷。



2010/1/23 http://www.tobunken.com/diary/diary20100123174456.html

徳南晴一郎氏死去の報あり。
その人生の、世の中というもの、運命というものへの親和力のなさは
自伝『孤客』にあきらかで、異常な読後感のあったことを思い出す。



2010/1/27 http://www.tobunken.com/diary/diary20100127151438.html

夏夕介氏・胃ガンで死去。59歳。
[略]藤岡弘、佐々木剛、誠直也、宮内洋といった
昭和東映ヒーローの“濃さ”の中では、イマイチ線が細い
ように感じた。初主演でヒットを飛ばした上記のヒーロー役者たちに
比べ、やはり初主演番組が二ヶ月でコケた、ということがトラウマと
して出ていたのだろうか。



 まあ、よく書いたものです。
 ここに登場された皆様のご冥福をお祈りします。

 Liquid Liniment拝
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病弱で情弱、しかも打たれ弱いっていう愚痴

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